みなさん、こんにちは。
奄美地方は、ながいなが~い梅雨がやっと明けましたね。
みなさんご存知かとは思いますが…
今年の梅雨は気象庁が統計を開始した1951年以降で最も遅い
梅雨明けだったんです。
梅雨明けだったんです。
大雨による河川の氾濫や土砂崩れなど、連日テレビから流れる
ニュースを見て、曇っていた私の心も梅雨明けとともにカラッと
晴れました。
ニュースを見て、曇っていた私の心も梅雨明けとともにカラッと
晴れました。
・・・とは言え、災害に遭われて今も苦しんでいる方が
たくさん居られるのが現実だと思います。
そんな時に災害現場での復旧工事や再発防止工事ができる建設業を
誇りに思いながら日々の仕事に励んでおります!!
さて、前回は着工からの工事の流れをご説明しました。
今回は、傾斜型の上部工の作業状況の様子を報告します。
中間検査も終わり、いよいよ最終章に近づいてきました。
今、海上は穏やかなので遅れを取り戻す絶好の攻め時です。
気合を入れて作業に集中したいところですが、沖防波堤での上部工作業時は
外気温32~35度。
日陰らしきところもない。
休憩時は葭簀(よしず)を張って何とか暑さを凌いでいます。
せめて、海上が時化ない程度の風が常に吹いてくれたらいいのですが…
ただでさえ、暑い中での作業に関わらず型枠の高さ2.3m、
長さは7.5mの型枠組立作業は、風を遮り、高温度の中で
みんな頑張って完成を目指しています。
長さは7.5mの型枠組立作業は、風を遮り、高温度の中で
みんな頑張って完成を目指しています。
特に溶接工の方々は、暑い中、黙々と作業を行っています。
型枠組立状況 傾斜型枠状況 コンクリート打設状況
上部工 コンクリート打設数量 3261m³
打設回数50回の内、20回分は平坦な上部工ですでに施工完了しており、
あとは現在施工中の傾斜上部工30回分(2327m³)です。
■完成時の傾斜上部工】 ■現時点の出来高
(高 さ 約8.0m) (高 さ 4.0m)
(斜面長 約11.6m) (斜面長 5.8m)
(高 さ 約8.0m) (高 さ 4.0m)
(斜面長 約11.6m) (斜面長 5.8m)
(天端幅 約6.4m) (天端幅 6.4m)
(延 長 約45m) (延 長 約45m)
(勾 配 1:1) (勾 配 1:1)
※打設回数 18/30回中済み
(延 長 約45m) (延 長 約45m)
(勾 配 1:1) (勾 配 1:1)
※打設回数 18/30回中済み
↓ 傾斜角確認状況 ↓
↓ 現在の現場状況 ↓
コンクリート打設は残り12回で完成です。
コンクリート打設は残り12回で完成です。
しかし、これからがまた大変なんです。
傾斜上部工というのは高さが上がれば上がるほど横幅が狭くなるため、
もちろん作業スペースも狭くなります。
もちろん作業スペースも狭くなります。
そして、狭くなれば狭くなるほど型枠内に熱がこもるため暑さが
さらに増します。
型枠内では、ミスト扇風機やスポットクーラー、空調服が欠かせません!
※それでもやっぱり怖い熱中症※
どんなに対策を講じているつもりでも怖いのが熱中症です。
熱中症にならないこと!『予防』がもちろん一番です。
ですが…
その日の気温・湿度、体調などの様々な要因によって
ある日突然、熱中症になってしまうことがあります。
そんな時のために『 予防 』だけじゃなく『 対策 』もしっかり考えること!
話は変わりますが、前回お伝えしたミエールフォームを鋼製枠内の1部分
に使用したことにより、暑さと閉塞感にとらわれがちな型枠組立作業が
ミエールフォームが窓のように感じられて、開放感が生まれて外側との
連携もアイコンタクトがとれ、スムーズに行えるようになりました。
打設時もコンクリートの流れや打設高が把握できるので使用して正解でした。
脱型後は鋼製枠よりもツヤがあり、コンクリート面もきれいです。
ただ、ピカコン使用など、コンクリートなどでミエールフォームの
透明板部分に傷つきやすいのが、欠点かな。。。と思います。
高くなるでしょう。
台風が奄美方面に来ないことを祈りながら…
さらなる熱中症対策取り入れ災害の無いよう頑張ります!!!
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